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校長のあいさつ

校長 久木元 秀平

校長 久木元 秀平

ごあいさつ


平成26年4月
校長 久木元 秀平

 芝蘭会の皆様には、平素より本校の教育活動にご理解とご協力を賜り、心から感謝申し上げます。すばらしい伝統かつ結束力のある芝蘭会の力は、誠に心強く、たのもしい限りです。一層のご活躍をご期待申し上げます。

 私は、このたび4月1日付けで第21代校長として着任いたしました久木元秀平でございます。前任校であるみどり清朋高校での経験を活かしながら、重責を果たしたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 着任して今感じますのは、創立90年以上にわたる本校の歴史や伝統の力です。芝蘭会をはじめPTA、地域の皆様など学校を支える力が幅広く確立されている一方で、変化を遂げながらも脈々と受け継がれた学校行事や文化もあり、これからもその精神を大切に受け継ぎながら発展していかねばならないと心新たにしています。もう一つは教育環境のすばらしさです。大阪市内の地下鉄主要駅間近という好立地にありながらも、落ちついた住宅街での学習環境は、理想的な学びの学園というにふさわしい環境と言えます。これら有形無形の財産を活かしながら、生徒にしっかりとした進路実現を果たす力をつけてまいりたいと考えています。

 さて本校は、この与えられた環境を活かし、普通科の伝統高校の良さを残しながらも、「変化・進化・挑戦」を合言葉に、教育内容の改善・変化に努めています。

 学習面においては、土曜学習会や勉強合宿、阿倍高塾など、様々な学習支援の取組みの充実を図ってきました。とくに昨年度からは「朝学」と称したモジュール型授業をスタートしました。これは毎朝10分間、英語を中心に書き取りドリル学習を行うもので、基礎学力と集中力のアップを図っています。また講習体制の充実もあわせ、ここ数年、関西難関私学を中心に進学実績を着実に伸ばしています。

 一方、部活動や学校行事、地域貢献活動も活発であり、学校生活環境も充実しています。このような取組みを通じ、仲間との信頼の大切さを学び、社会に出て役立つ人間力を育みます。

 さて平成26年度入試から学区が撤廃され、本校も大阪府内のどの地域からでも受験が可能になりました。特に交通至便地にある本校は、今春志願者が大幅に増えました。合格者の通学エリアも広がり、さらに人気校として飛躍する絶好の機会を迎えています。この流れを大切に一層の「変化・進化・挑戦」にチャレンジしてまいります。

 今後とも、地域のみならず大阪府民に信頼され期待される学校を目ざし、不断の改革に努力してまいりますので、一層のご理解とご支援をお願いします。

最後に芝蘭会のますますのご発展を心より祈念してご挨拶とさせていただきます。